歯科医師が行なうホワイトニング

専門家が実施する歯のホワイトニング

今日、ホワイトニング効果を謳ったハミガキ剤が数多く販売され、
それらの売れ行きは好調です。

 

広告のモデルを見ても歯が驚くほど白くなっているという印象があります。

 

1994年に発売され、話題となったアパタイト入りのハミガキ剤は、
そのホワイトニング効果が消費者が望んでいたほどのものじゃなかったということで、
近頃は利益が伸びていないみたいです。

 

 

 

それでは、現在のホワイトニング用のハミガキ剤は本当に歯が白くなるのでしょうか?

 

実は2000年代の日本では歯そのものを白くする薬剤(ペルオキサイド)は医療用を除いて認可されておらず、
医療施設ではないドラッグストアとか薬局で取り扱うことはできません。

 

 

 

現在、ハミガキ剤に含むホワイトニング効果が望める薬剤はキレート剤が主となっています。

 

キレート剤というのは歯の表面の膜を付着した色素と一緒に分解して洗い流すものです。

 

そして、以前からハミガキ剤に使われていたカルシウムとかアパタイトは、
歯の表面にそれらの結晶を歯に擦りつけて汚れや色素を洗い流していたのです。

 

キレート剤やカルシウム剤の効果はどちらも歯の表面に付着した色素を取り除くタイプで歯そのものを白くするものではありません。

 

 

 

私が知っている限りでは今の法令で歯の表面の色素を洗い流すだけのクリーニング効果でも、
ハミガキ剤の効果として「ホワイトニング」とか「歯を白くする」といった表現を宣伝で使っても良いことになっています。

 

だから、こういう事情からメーカーと消費者で齟齬が生じてしまうわけです。

 

「ホワイトニング」「歯を白くする」と宣伝していたら歯そのものが白くなると考えてしまう人もいるでしょう。

 

なので、歯の表面に色素が付着していない人には全然効き目がないということになります。

 

そのため「歯を白くするハミガキ剤を普段から使っているにもかかわらず効果がない」というような口コミも見られるわけですが、
もし、そのクリーニング効果のあるハミガキ剤で1回でも念入りに歯を磨けば、
そのハミガキ剤を毎日使う必要がなくなってしまうことになります。

 

 

 

それに対して、サロンのホワイトニングでは歯そのものを白くする「ペルオキサイド」が使用されています。

 

このペルオキサイドは歯の色を作っている材質を分解して無色化するものです。

 

これは歯を溶かすのではなくて黄色や茶色などの歯の「色」だけを分解して透明にするものです。

 

これで歯の透明感が増して歯が白く見えるわけです。

 

ホワイトニングサロンだと、透明感が増した歯にさらにハロゲンランプやプラズマライト、レーザーなどを照射して、
歯に塗ったペルオキサイドを活性化させて色素を分解する機能を増強させます。

 

 

 

このように市販で買える製品を使用して1人で出来るホワイトニングと、
専門家が行なうホワイトニングには効果に大きな差があるということが分かったと思います。

 

 

 

では、実際に専門家が行なうホワイトニングの流れを説明していきます。

 

1.カウンセリング:具体的に口内を調べてホワイトニングが可能か否かを見極め、ホワイトニングの方法を決めます。

 

2.ティースクリーニング:ホワイトニングをする前にまず歯の表面の色素を洗い流してホワイトニング剤を染み込みやすくします。

 

3.ホワイトニング:複数あるホワイトニングの方法の中から1で決めたホワイトニングを行ないます。

 

4.仕上げ:ホワイトニング後に歯の表面を磨き、フッ化アパタイト(FA)で歯をコーティングをして終了です。

 

5.メンテナンス:自宅でする歯のケアについて指導します。

 

6.タッチアップホワイトニング:「歯の色がちょっとくすんできたかも」と感じたら早いうちにタッチアップホワイトニング(追加のホワイトニング)を実施します。

 

通常であれば1〜2回のタッチアップでホワイトニング完了直後の白さを取り戻すことが可能です。

 
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