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歯の変色が生じる原因は?

歯はどうして黄色くなるのであろうか。歯の変色が生じる原因は大別して歯の内側からのタイプと外側からのタイプに区分されます。

 

歯の内側より黄色く変化する要因の大半は加齢に伴う変色なのです。歯には半透明のエナメル質の内側に象牙質という名の黄色い層が存在しますが、またその中を歯の神経と血管が巡っています。生え立ての歯の象牙質というのは淡いクリーム色をしていますが、皮膚の老化と同様で代謝によって年を経るにつれてその色合いが色濃くなってきちゃうのです。さらにエナメル質までもが日頃の歯磨きとか歯軋り、食生活などによって薄くなって内部の象牙質の色調が著しくなってくるのです。それら2つの相乗効果によって歯の色合いが黄色くなってきます。加えて、紫外線でも歯の色合いが色濃くなることがあるのです。よっぽど外出が好きじゃないといった人を除いては何十年という時間、日々繰り返していることになりますから、いつの間にか少しずつ黄色く変わっているわけですね。年齢とは無関係に歯の神経を取り除いてしまうとか神経がお亡くなりになってしまうとかした際であっても象牙質が茶色に変色してくるのです。それって歯に栄養素が浸透しなくなってしまったせいで、ある種の老化というわけです。

 

テトラサイクリンといった抗生剤の影響でも象牙質の色調が変色することになります。永久歯の象牙質ができ上がってくる乳児から7歳ほどの狭間に、その薬を長い期間摂取すると象牙質に色素が付着してしまって、歯の色合いが相当濃く変わったり歯に縞模様が出来たりするのです。色合いは薬のタイプに応じてグレーとか茶色、オレンジ色等々いろいろあります。いずれにしろ色が濃い目の状態なら歯のクリーニングとかホワイトニングぐらいじゃ白くするのが困難なケースがあります。その他にも全身疾患により歯の色合いが移り変わることがあるのです。

 

国内で昭和46年に「宝塚斑状歯訴訟」という事件が発生したのです。水道水にフッ素を含めることによって虫歯を減少させられるというのは既に立証されていて、ヨーロッパやアメリカにおいては一部分の地区を除いて行われております。日本においても1960年の後半より水道水のフッ素化を兵庫県宝塚市と西宮市で開始したのですけど、フッ素1ppmのところを倍量の2ppmのフッ素が入れられてしまいました。結果として、その水道水を飲用した人達にフッ素中毒の症状が生じてしまって、訴訟問題にさえ発展、フッ素を水道水より取り除かざるを得なくなったのです。その出来事からというもの、フッ素は危険が多いのじゃなかろうかといったムードが拡大し、日本国内の上水道のフッ素化が遅くなっているとされています。

 

フッ素中毒の症状の一例に「歯牙フッ素症」というのが見られます。エナメル質が生じる乳児から7歳ほどの過程で、フッ素を必要以上に摂取するとエナメル質に白い斑点が出来たり茶色くなったりしてしまうことになるのです。軽い歯牙フッ素症はホワイトニングで良くなりますが、重いなら歯のマニキュアとかセラミックス治療でないと綺麗にすることが出来ません。

 

次は歯の外から現れてくる変色の要因を列挙してみることにします。まず最初に、何と言っても飲食が原因の歯に対する着色が第一位になります。煙草は当然の事、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、コーラ等といった飲料、カレーなどという香辛料の強烈な食品だったり、日頃から口にしているものであろうとも色素が歯についてしまうのです。

 

その他だと虫歯が原因のものが見受けられます。初期虫歯は白く濁った色になって、外側がザラザラしてくるのです。表面のみの初期虫歯だったらティースポリッシングにより綺麗にすることが可能ですが、ますます重症化すると茶褐色とか黒ずんでくるようです。このようになってしまうと虫歯を削り取って詰めないといけません。そうなるよりも前にケアを行って清潔な歯を維持した方が良いでしょう。

 

さらには、虫歯の治療で詰めた金属のせいで黒ずんできてしまうこともあります。このような場合は原因である金属を外し、黒っぽくなってしまった部位を全て削って白い素材で詰め直すことが不可欠です。こういった虫歯のせいで生じてしまった変色には、残念な事にホワイトニングは作用しません。歯を白くする場合はこちらの治療した後でホワイトニングに移行します。

 

典型的なタイプを挙げたのですが、歯の変色が生じる原因には少ない数のタイプを加えるとまだ見つかります。歯の色に関して気になったらひとまず専門家に目にしてもらうと良いと思います。

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